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メキシコ直輸入のインテリア・雑貨・ハンドメイドの洗面ボウルやメキシカンタイル、メキシカングラス、アクセサリーやちょっとした文房具まで、ここでしか出会えないオリジナル・一点物・メキシカングッズを取り揃えました。
普段使いできる民芸品をぜひお楽しみくださいませ!
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トゥルム(キンタナ・ロー州)

トゥルムトップ



トゥルムトップ2海岸に接する唯一の遺跡

トゥルム観光に欠くことのできない場所の一つであるマヤの遺跡はカリブ海に面した断崖の上にある。素晴らしい星空の夜とターコイズブルーの透明な水が出会うこの地は、海岸に接する唯一の考古学的区域だ。この近辺で、おそらくはメキシコ中でも最もフォトジェニックな地域と言えるだろう。メキシコでビーチと遺跡を同時に楽しみたいのならトゥルムが一推しだ。

また、ユネスコの世界自然遺産にも登録されている5,000平方キロメートルにも及ぶシアン・カアン生物圏保護区ではビーチ、サンゴ礁、熱帯林、砂丘、セノーテのすべての景色を楽しむことができる。

熱帯雨林、マヤ文明の考古学区域、クリスタルのような水をたたえたセノーテは全てのダイビング愛好家や旅行者たちを虜にするだろう。トゥルムは誰も足を踏み入れたことのないような白い砂浜が広がる、有り余るほどの自然を堪能できる最後のカリブの楽園だ。

数キロ先には小さな集落があり、巨大なリゾート施設やショッピングセンターのある区域とは一線を画している。だからトゥルムは自然とのかかわりを切望する旅人達の理想をかなえると同時に、多種多様な人々との出会いをかなえる場所でありながら、田園風でボヘミアンな空間を提供することができるのだ。

トゥルム集落には付近や近くのビーチを回るのに最適なレンタルサイクルがあるので、タクシーや車の多い中心地を移動するにも便利だ。サイクリングはトゥルムの自然環境保全にも役立つ。

 

やっぱりビーチ。

トゥルムビーチ
夜になると満天の星空やたき火が、トゥルムの自然環境は真に旅行するに値する素晴らしいメキシコの片隅だということを教えてくれる。一方トゥルムのすぐ近くにはバケーショニスタを満足させる魅力的な場所もある。特に前者を望む人たちには、そのすばらしい生物学的多様性からウミガメの営巣地となっているスカセル・ビーチがおすすめだ。

パライソビーチはトゥルム古代マヤの遺跡があるリビエラマヤの心臓部に隠れている。そこは自然に囲まれて、足を取る柔らかな砂があなたを長い散歩へと誘惑するだろう。暫しの間太陽の光を浴び、21世紀のあわただしい日々で渇望した、何もしないというこの甘い時間を楽しもう。
断崖を降りるとパライソビーチにたどり着く。ここはリビエラ・マヤ地区でも最もすばらしいビーチの一つで、ここから有名なメソアメリカサンゴ礁地帯へのミニ・トリップを組むことができる。

 

考古学区域としても魅惑的なトゥルム

遺跡
古代の港でもある城壁都市トゥルムは1500年ほど前から、そしてスペイン人がメキシコに来てからも少しの間、数えきれないほどの品々が取引されるマヤの活発な貿易港の一つとして栄えてた。現在は国立公園として保護されている。
遺跡2


マヤの建築。マヤのセンス。

城にのぼると海岸に近づいてくるたくさんの船を一望できる大パノラマが目前に広がる。サンゴや岩礁の間を縫うように伸びる水路を先導するマヤの船乗り達を想像しよう。
 

エル・テンプロ・デ・ロス・フレスコスを訪ねよう。

内部の壁に描かれたグレーと青の絵を見てみよう。そこには20世紀初頭まで、海の神々に感謝をささげるために近郊の村々から供物を持って訪ねてきた人々が後を絶たなかった様子が描かれている。

歴史的にも文化的にも傑出しているトゥルム近郊には他にもエル・カスティージョやエル・テンプロ・デル・ディオス・デセンディエンテなどたくさんの重要なプレイスパニカ時代の感嘆すべき考古学遺跡がある。コバ地区とムユィル遺跡まではトゥルムから42kmほど、そこからさらに15kmほど行くとマヤ観光コースがある。

 

シュノーケル × シュノーケル × シュノーケル!

大セノーテ

セノーテでシュノーケル。

トゥルムにある大セノーテ、エル・グラン・セノーテはこの辺りにあるカップル向けのスポットとしては最も有名で、シュノーケルや洞穴探検を楽しむのにも最適だ。
丸い入口から中を覗くと水鏡が迎えてくれる。木製のデッキまで降りて行ってフレッシュな水に手を入れ、飛び込んだならきっと冒険心がくすぐられるはず。
クリスタルのような水で満たされた洞穴で体を浮かべれば、水の世界の静けさを感じることができるだろう。
亀と遭遇したり、ひらひらと周りを泳ぐ魚たちを観賞しよう。もしライセンスを持っているのなら深さ数十メートルに及ぶセノーテの底まで行って、ぜひ水の世界を堪能してみよう。

この人気の地トゥルムにはセノーテ・クリスタルやセノーテ・エスコンディードのようなたくさんの素晴らしいセノーテが約5kmほどのところにあり、エル・カラベラはたった3.5kmほどの近さなのでぜひ行ってみてほしい。
 

サンゴ礁の前でシュノーケリング。

メキシコのカリブ海と空とが出会うグラデーションをじっくり観賞したら、ゴーグルとシュノーケルセットを身に着けて、魚たちを守る巨大なサンゴ礁を見に行こう。
 

大砲の間をシュノーケリング。

ほんの数年ほど前に発見された17世紀の3つの大砲がある場所へ潜ってみよう。ここは水中考古学研究プログラムが発足される理由となった場所だ。

沈没した大砲がある場所へのツアーは1時間ほどだが、時間の延長もできる。ビーチに戻った後はヤシの葉のパラソルの下でリラックスするのもいいし、バルがあるクラブに行って楽しむのもいい。
 

洞窟でシュノーケリング。

地下に流れる川に潜り、洞窟を流れる澄んだ水の流れを感じながらゆっくりと周りを見渡せば、この洞窟を造り上げた数千年に及ぶ自然の息遣いが天井の隙間から浸みてくるのを感じられる。

 

アクトゥンチェン自然公園に行こう。

洞窟アクトゥンチェンは自然環境の保護と保存を目的とする公園で、様々な動物郡や植物群を親しみやすく調和のとれた割合で保持している自然公園だ。
自然の造形を見に洞窟に入ってみよう。天井からぶら下がる鍾乳石と洞窟を支えているように見える鍾乳石の柱を見られる。ガイドに聞けばどのようにこの地殻変動が起きたかを説明してくれる。
 

ジップラインを楽しもう!

ジップライン(ティロレーサ)で木々の間をすべり、多彩な植物と鳥たちを見ながらのスリルはアドレナリンが噴き出るはず。
 

スリルじゃなくて癒しが欲しいならトレッキング

アクトゥンチェン自然公園の小道を歩きながら、そこに棲むクモザルやクビワペッカリー、アグーチ達を見ることができる。熱帯植物や熱帯雨林に棲むインコ、トーカンたちのさえずりも!

 

おなかがすいたら。

遺跡の周囲にはたくさんの小さなレストランがある。伝統的な手の込んだ料理を試してみるのはどうだろう。海の幸をベニノキの実で色付けしてからバナナの葉で包み、地面に掘られた穴で蒸し焼きにした料理だ(残念ながら現在は普通のオーブンを使うことが多い)。

またぜひ味わってもらいたいのがキンタナ・ロー州でも最も美味と言えるトゥルムで培われた素晴らしい食文化だ。ここでは魚介類を使ったボリューミーなギサードと呼ばれる煮込み料理各種や、人気のあるユカテカ食文化の料理である七面鳥のパヌーチョ、豚肉を使ったコチニータ・ピビル、そしてサルブーテスが楽しめる。ご当地タコスを味わって!

 

ちょっとだけカンクン情報

カンクン水中美術館カンクンはカリブの透明な海に囲まれたメキシコのキンタナロ―州にある。サンゴからできた細かくて白い砂浜の美しいビーチが特徴的だ。透明な水をたたえた海は印象的な青い色合いが印象的で、その色はエメラルドからターコイズブルーへと変化に富み、これこそが透明と言わんばかりだ。

エル・レイやアラクラン寺院などの考古学的区域ではマヤ文化を徴候させる遺跡を見ることができるし、シェルハで天然の水槽を通して水のスペクタクルを堪能することもできる。

リオ・セクレトでは雄大な時の流れを目で見て、またシバルバやシカレでは体で感じるだろう。マヤのジャングルとカリブ海に挟まれたメキシコで最も重要な、また環境考古学的にも重要なこの公園は必見だ。トリップアドバイザーがカンクンを「夏のバカンスを過ごすのに最も魅力的な旅先2016年」の第2位として冠しているのも頷ける。

夜になるとメキシコで最も白熱するスポット、実際に潜って体験できる海に接する水中博物館・・・カンクンではどれも幅広い選択肢のうちのほんの一つに過ぎない。

 

トゥルムへの行き方

陸路を行くならとても簡単だ。カンクンから高速307号線で129kmでトゥルムのマヤ地区に到着する。ラ・リビエラ・マヤと地名が出てくるので分かり易い。

出典、協力:
ビシット・メヒコ(翻訳・加筆)
プエブロス・デ・メヒコ・マヒコス(翻訳・加筆)
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