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◆オハラータの技術。 |
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オハラータのテクニックはメキシコバロック様式と呼ばれることからも分かるように、 |
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明らかにスペインの影響を受けています。 |
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メキシコの中でも最も主要な生産者たちはオアハカ、サンミゲル デ アジェンデ、 |
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セラヤ、イラプアト、メキシコシティー、プエブラ、トラクサラ、サラマンカ、 |
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グアナファト、トラケパケ、トナラの町にいます。 |
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宗教的なテーマはオハラータの中でもより共通な形で、天使の十字架、生誕、聖人のための |
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ニッチ、クリスマスツリーや色々な飾りを職人たちがブリキで作ります。このタイプの |
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民芸品は家庭の祭壇や人里離れた小さな田舎の礼拝堂に置かれます。 |
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その他の装飾品としては、例えば星型のランプ、鏡や絵画の額縁、屋外灯、物入れ、大燭台、 |
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箱、煙草入れ、宝石箱、お盆、タンバリン、風車、凧、星や花・動物の形があります。 |
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『Arte del pueblo, manos de dios. Pag:386.』Coleccion de arte popular |
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Editorial: Oceano, 2006.より。 |
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◆オハラータとは。 |
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メキシコのブリキ細工の民芸品です。ブリキの板を切り抜いたり打ち込んだりして |
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様々な形を作り上げます。 |
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メキシコ屋で取り扱っているオハラータはハリスコ州のアルソーラさん一家の |
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工場でひとつひとつ手づくりされています。 |
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その倉庫の中にはまだご紹介したいものたちがいっぱい! |
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民芸品と言ってもインテリアを飾るオーナメントなどだけでなく、ミラーやランプ |
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シェードなどの実用的なものも多く、メキシコでは現在でも広く親しまれています。 |
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オハラータは“使える可愛い民芸品”なんです。 |
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ブリキ細工と聞くとそのマテリアルは少し冷たくて、尖っていて、 |
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無機質なイメージがあるかもしれません。 |
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でも実際に身の回りに置いてみると、そのなんだか懐かしい材質だとか、メキシコ |
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の職人さんの素朴なデザインだとかが妙にあたたかく、かわいらいしいのです。 |
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ブリキなのでもちろん時間が経つとサビもでてきます。 |
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でも、それすらも一緒に過ごしてきた時間のを表わしているようで愛着を |
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抱かずにはいられません。 |
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こんなオハラータたちをみなさまの時間にぜひご一緒させてあげてください。 |
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