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グアナバナ 植物由来化学物質
/The Healing Power of Rainforest Herbs データベースより 植物由来化学物質 1940年代以降、化学者たちの研究によりグアナバナの中から沢山の活発な複合物と化学物質が見つかっている。ほとんどの研究調査はグアナバナの中でもバンレイシ科アセトゲニン類という新規化学物質に集中している。これらの自然複合物はグアナバナの葉、幹、樹皮、果実と種の中で生産される。3つの異なる研究チームにより、これらの化学物質は有用な抗がん特性を持っており、また健康な細胞を傷つけることなく多様なタイプの腫瘍細胞に対してのみ毒性を発揮するとし、8つの医学研究結果を発表している。多様なアセトゲニンは100万分の1単位などごくわずかな容量でも腫瘍細胞に対して選択的に毒性を示した。1998年には4つの研究が発表され、グアナバナ中の最も強い抗がん性、抗腫瘍性、抗ウィルス性を示した さらに具体的な化学物質とアセトゲニンを発表している。1997年の医学研究結果では、グアナバナの果実中で見つかった新しい植物塩基が動物実験において抗うつ効果を発揮したと発表した。 バンレイシ科アセトゲニン類はグラビオラが属するバンレイシ科だけで見つかっている。これらの化学物質は一般的に抗がん、抗寄生虫、殺虫と抗菌の性質を備えている。近年3つの異なる研究所による作用メカニズム研究により、これらのアセトゲニン類は癌性腫瘍細胞の細胞膜のみに作用する優れた酵素阻害物質であるということが分かった。これが癌細胞には毒性を発揮し、健康な細胞には影響を及ぼさないという理由である。インディアナ州ウェストラファイエットにあるパデュー大学ではアセトゲニンについて膨大な量の研究結果を導き出しており、その大部分はアメリカ国立がん研究所(NCI)、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の協力に基づいている。その結果、パデュー大学とこれらの機関はアセトゲニン類を利用した抗がん性と殺虫性によって、これまでに少なくとも9つのアメリカもしくは国際特許を取得している。 1997年パデュー大学は、“いくつかのバンレイシ科アセトゲニン類は抗がん剤に耐性を持つ腫瘍細胞を死滅させるだけでなくそれらの耐性を持つ細胞に特別な親近性を持っている。”という明るいニュースを発表した。このニュースの後、いくつかのインタビューの中でパデュー大学研究チームのリーダーである薬理学者がそれがどのように機能するかを説明し、その中で、化学療法が効かない癌細胞はもともとその個体によく使われる薬品に対してだけでなく、全く無関係な薬に対してさえもその耐性を強化する能力を持っていると述べた。この現象は多剤耐性(MDR)と呼ばれる。癌細胞が化学療法に耐性を強める主な手段の一つは、細胞間ポンプと呼ばれる癌細胞を殺傷する抗がん剤をその細胞外に押し出す機能を備えることである。人によらず平均して約2%の癌細胞だけがこのポンプを作り出す。 しかしそのほんの2%がやがて成長、拡大して多剤耐性の腫瘍細胞を作り出す。いくつかの最新の研究ではアセトゲニン類がこの細胞間ポンプを阻害し、それによって多剤耐性腫瘍細胞を殺傷する能力を持っていることが分かった。パデュー大学の研究者たちはアセトゲニン類が、細胞エネルギーの源であるATPが選択的に多剤耐性腫瘍細胞に搬入されるのを阻害し、死滅させることを突き止めた。腫瘍細胞はその成長・増産のためにエネルギーを必要とするだけでなく、その細胞間ポンプにより薬を排出するために膨大な量のエネルギーを消費する。エネルギーを断たれた細胞はもはやそのポンプの機能が持続不可能になり、ついには死滅する。健常な細胞がこのようなポンプを作り出すことはほとんどなく、したがってそのための膨大なエネルギーも必要とせず、ATPの阻害が不利に作用することはない。パデュー大学の研究者たちはグアナバナだけが有するいくつかを含む異なる14のアセトゲニンが今のところ有力なATP阻害性を備えていると発表した。また、この14中13のアセトゲニンが、アドリアマイシン・ビンクリスチン・ビンブラスチンの3つの標準的な薬を適正に使用した場合に比べ、乳がん細胞のMDRに対してより強い影響力を持っているとした。 [ コピーライトとサードパーティ ] <出典元 The Healing Power of Rainforest Herbs ・ データベースより 2017年2月28日 17:46 引用・翻訳> グアナバナリーフティーはこちらからどうぞ。 |
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