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グアナバナ バンレイシ科アセトゲニン類の実用と流通
/The Healing Power of Rainforest Herbs
データベースより



 バンレイシ科アセトゲニン類の実用と流通 
これらの重要なバンレイシ科の植物とその植物由来の化学物質はいくつかの薬品会社と大学で研究、試験、承認が重ねられ、新しい化学療法薬として化学合成が試みられている。事実、グアナバナはがん治療薬としてすでによく知られているパクリタキセルと同様の軌跡をたどっているように見られる。太平洋イチイの樹皮から研究者たちが初めて抗腫瘍効果を発見し、タキソールと言う化学成分をその樹皮から発見して以降、数々の薬品会社、大学、政府機関による研究を経て、その樹皮から発見された天然タキソールが配合されたFDAに初認可のパクリタキセル薬ががん患者に販売されるまでには30年もの月日を要した。グアナバナの場合は抗腫瘍成分であるアンノナシンを化学合成するのにほぼ10年かかっている。これらのアセトゲニン類は非常に特殊な脂質センターと分子エネルギー特性をもつことから、少なくともある有名な薬品会社はその天然成分がいかに抗腫瘍性をもつかを認知しつつも早い段階でその合成を断念した。現在、化学者たちは研究所でこの化学成分の他に数種の有効なアセトゲニン類を作り出すことに成功しており、次の段階はその化学成分の抗腫瘍作用を合成の過程で全く損失することなく再合成して認証を得て、さらにあたらしい抗がん剤として認可を得ることである。(天然で存在する化学成分は特許や認証が得られない)。常に認可を得るために化学成分を変え、その結果たくさんの抗腫瘍作用を損失することから、現在の科学者たちはまた行き詰っているように見える。パクリタキセルのケースのように本格的にヒトがん研究を促進し、この有効な治療を時期を逃さずしてがん患者に提供できるようにするためには、アメリカ国立がん研究所(NCI)やアメリカ国立衛生研究所(NIH)のような政府機関が介在し、認可のない天然植物化学成分の研究結果を利用してがん治療薬を改良できるように、薬品会社に許可を与えることが望ましいだろう。

その間、多くのがん患者と健康の専門家たちはただ待っているわけではない。天然のアンノナシンを含む40種超のアセトゲニン類を備えたグアナバナの葉と茎を相補療法としてがん治療に用いている。つまりグアナバナは薬草用法として長い間安全に用いられており、そのことは抗腫瘍性であるアセトゲニンががん細胞に選択的に毒性を発揮して健康な細胞には影響を与えないということを示している。しかもごくわずかな使用量である。またグアナバナの果実中の種子とその根茎内にはこれらの抗腫瘍性をもつアセトゲニンがより多く含まれている一方で、それとは異なる神経毒作用を持ついくつかのアルカロイド化学物質も予備的に存在することが試験管内で確認されている。研究者たちによると、これらのアルカロイドはグアナバナの種子を寄生虫駆除薬として利用している国々における非定型パーキンソン病に関連していると示唆している。ゆえにグアナバナの種子と根茎を抗がんの目的で使用することは推奨しない。

グアナバナの葉(高濃度のアセトゲニン類を含む根や種よりも適している)を治療目的で使う場合の量は一日2〜3gを3〜4回に分けて摂取する。カプセルやチンキなどのグアナバナ製品はアメリカ市場で日々入手が容易になってきており、数社の大規模メーカーの健康食品店でも見かけるようになり、がん細胞のATPエネルギーを消費することがグアナバナの作用メカニズムの一つだが、細胞のATPを強化・増強させる他のサプリメントや自然食品と併用することはグアナバナの効果を減少させる可能性がある。ATPを増加させる有名なものとしてはコエンザイムQ10と呼ばれる抗酸化剤で、グアナバナを摂取しているときはこのサプリメントは避けるべきである。

グアナバナは非常に有望な自然界からの恵みであるが、ここで強調したいのは私たちに残された熱帯雨林の環境システムを保存していくことの重要性である。おそらく、もし多くの人々が熱帯植物であるグアナバナに秘められたがん治療に高い可能性を見出すのなら、我々が次にとるべきステップは残された熱帯雨林を環境破壊から守ることである。グアナバナの研究者の一人は以下のように力強くまとめている。“この最新レビューを準備している時点で、37種ものバンレイシ科の植物から350種を超えるアセトゲニン類が抽出されている。私たちの予備的な努力は、分類された80種類以上のバンレイシ科のうち約50%が生物活性的に有意義で分類的に意味のあることを証明した。このように、この分野の化合物は将来的に劇的な成長を続けることが期待されており、またこれらの研究努力のための財政支援が供給されている。世界的に熱帯雨林が減少していく中、つまりこれら絶滅危惧種に含まれる化学的多様性が失われてしまう前に、熱帯雨林保護をすることが急務なのである。”


[ コピーライトとサードパーティ ]
<出典元 The Healing Power of Rainforest Herbs ・ データベースより
2017年2月28日 17:46 引用・翻訳>



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